マレーシア移住前に知っておきたい!リンギットの種類や為替レートについて解説!

マレーシアへの移住や旅行を考えている人にとって、現地の通貨であるリンギット についての理解は重要です。
この記事では、マレーシア通貨の種類や、2024年2月時点での為替レート、両替方法について解説します。
両替場所やタイミング次第でお得になるので、本記事の内容をぜひ参考にしてみてください。
その他マレーシアの物価目安や経済状況についても紹介します。
マレーシアでの移住生活にどのように影響するのか?必要な知識を身に付けてみてください。
Contents
マレーシアの通貨:リンギット(RM・MYR)について

本章ではマレーシアの通貨「リンギット 」の基礎知識について、以下3つの項目を解説します。
- リンギット(RM・MYR)の歴史は浅い
- リンギット(RM・MYR)の紙幣と硬貨の種類
- マレーシアの為替相場
現在のマレーシアでは、ローカルのお店やサービスを利用する場合、現金を使うことが多いです。
リンギットについて理解を深め、マレーシアでの移住生活を楽しみましょう。
リンギット(RM・MYR)の歴史は浅い
マレーシアはこれまで、ポルトガル、オランダ、イギリスの植民地だったため、「マラヤドル」「英国領ボルネオドル」など様々な通貨が使われていました。
独立した1957年を機に「マレーシアドル(M$)」を導入、1993年に現在のマレーシアリンギット(RM・MYR)を導入し、マレーシアの金融市場において重要な地位を確立しています。
なお補助単位として「セン(¢)」も使われています。(1リンギット=100セン)
マレーシアでリンギットが法定通貨として使われ始めたのは約30年前で、通貨としての歴史は浅いです。
しかし、先進国と同様に不換紙幣(金との交換ができないお金)であるため、国際的にみても為替の変動が安定した通貨として理解されています。
現地では「リンギ」とも呼ばれ、「RM」もしくは「MYR」と表記されます。
リンギット(RM・MYR)の紙幣と硬貨の種類
リンギットは紙幣が6種類、硬貨が4種類あります。
【紙幣】
1リンギット、2リンギット、5リンギット、10リンギット、50リンギット、100リンギット
日本の紙幣よりもカラフルで、全ての紙幣に初代国王であるアブドル・マーマンの肖像画が印刷されています。
【硬貨】
5セン、10セン、20セン、50セン
5センと10センが銀色で、20センと50センは金色です。
金額が大きくなるほど硬貨のサイズも大きくなります。
マレーシアの為替相場
2024年2月10日時点での、リンギットを円に換算した場合の為替レートは以下の通りです。
1リンギット=31.23円(2024/02/10/13:38)
【参考:Google Finance】
為替レートは常に変動しているので、1リンギットは約30円と覚えておくといいでしょう。
マレーシアへ送金する場合、銀行などの海外送金事業者は、実際の為替レートよりも高いレートを表示して手数料をとるのが一般的です。
移住を機にマレーシアへ送金する際は、為替レートを他社と比較しつつ信頼のおける送金事業者を選ぶことをおすすめします。
マレーシア移住前に要確認!リンギットの両替方法と注意点

本章では、マレーシア移住前と移住後での両替方法、注意点などについて以下の項目を解説します。
- 移住前に日本で両替する場合
- 移住後にマレーシアで両替する場合
- リンギットを両替する時の注意点
- クレジットカードの併用もおすすめ
お得になるやり方について紹介しているので、併せて参考にしてみて下さい。
移住前に日本で両替する場合
マレーシア移住前に通貨を両替する場合、「銀行」「空港」「外貨宅配」の3つの方法があります。
【銀行で両替する場合】
銀行の窓口、もしくは銀行に設置されている自動両替機で通貨を両替します。
銀行によって取り扱い通貨が異なるので、あらかじめ確認しておきましょう。
上限額は日本円で100万円で、硬貨(コイン)の取り扱いはありません。
上限額を超える場合や、目的によっては本人確認書類の提示が必要になります。
【空港で両替する場合】
空港にある両替所にて通貨を両替します。
国際線がある空港では自動硬貨交換機が設置されているため、硬貨(コイン)の両替が可能です。
成田空港の場合、全ターミナルを合わせて18箇所あり、この他に自動機硬貨交換機や銀行の窓口もあります。(参考:Narita Airport)
銀行と同じく店舗によって取り扱い通貨が異なり、上限額が決められています。
加えて営業時間も店舗によって異なり、土日祝日が休みの場合があるので、空港で両替する予定の方はあらかじめ確認しておきましょう。
【外貨宅配する場合】
スマホやパソコンで、銀行や両替業者のホームページから通貨の両替を申し込みます。
24時間いつでも申し込み可能で、受け取り日時や届け先を指定できます。
宅配手数料は1,000円程度で、10万円以上の取引であれば無料になるなど業者によって様々です。
支払い方法は、代引き・銀行振込・専用口座からの引き落とし・クレジットカードの4種類から選べます。
ただ、外貨宅配サービスは代引きでの対応がほとんどです。
クレジットカード払いを扱っている外貨宅配サービスは現時点で「トラベレックス社」のみとなっています。
移住後にマレーシアで両替する場合
移住後にマレーシアで通貨を両替する場合、「空港」「銀行」「街中の両替所」「ATM」の4種類があります。
空港と銀行での両替方法は日本と変わらないので、ここでは「街中の両替所」と「ATM」でのやり方について説明します。
【街中の両替所を利用する場合】
マレーシアで最も両替レートが良いのが、街中の両替所です。
クアラルンプールやペナンなどの観光地では、ショッピングセンターや繁華街に両替所が点在しています。
ホテルでも両替してくれますが、レートが最も悪いのでお勧めしません。
外国人が3,000リンギット(約10万円)以上の取引をする場合、パスポートの提示が必要です。
営業時間は店舗によって異なりますが大体10:00〜20:00です。
金曜日の正午過ぎの時間帯は、イスラム教の礼拝時間に当たるため閉まっていることがあります。
【ATMで両替する場合】
ショッピングモール、ガソリンスタンド、繁華街の通りに設置されているATMで両替ができます。
日本で発行された、海外キャッシング機能付きクレジットカード・デビッドカードの利用が可能です。
カード発行時にキャッシング枠が設定されており、キャッシング枠を0で申し込んでいると利用できません。
また収入の関係でキャッシング枠が設定されていない場合もあるので、あらかじめカードのキャッシング枠を確認しておきましょう。
キャッシング枠が分からない場合は、カード裏面にある電話番号に電話すると確認できます。
リンギットを両替する時の注意点
リンギットの両替は、日本よりもマレーシア移住後に行うとお得になります。
特に街中の両替所はレートが良く、次いで銀行がおすすめです。
観光客が多いクアラルンプール、ペナン、ランカウイ、コタキナバルはレートが良く、地方だと銀行や空港のレートとさほど変わらなくなります。
観光地に行く予定がある方は、日本もしくはマレーシアの空港にて最低限の両替を済ませておけば良いでしょう。
街中の両替所の中には、手数料を高くしたり、悪い両替レートを押し付けてくる業者もいるので、事前にネットなどで為替レートを把握することをおすすめします。(※補足)
【※補足:両替レートと為替レートの違い】
両替所で表示されているレートは全て両替レートです。
両替レート=為替レート+両替手数料
両替レートは、外国為替市場における為替レートに手数料が含まれた数字なので、事前に為替レートをチェックしておくと、両替所の大体の手数料がわかります。
なお、マレーシアは東南アジアの中では治安が良い方ですが、スリや盗難などの軽犯罪は日本に比べて多いので、街中の両替所を利用する際や、利用後は犯罪に遭わないように注意しましょう。
クレジットカードの併用もおすすめ
レートが悪い場合は、カード決済すると両替の手間や手数料が省けて便利です。
VISA、Master Cardが使える場所が多く、JCB、AMEXはそこまで普及していません。
ATMなどで現金を引き出す場合は、カード会社からキャッシングする形になり、カードの支払日に引き落とされます。
またマレーシアではキャッシュレス化が進んでおり、QRコード決済が普及しています。
キャッシュバックがありポイントも貯まるので、移住後の支払い方法におすすめです。
マレーシアでよく使われているQRコード決済は「Grab Pay」「Touch n Go eWallet」「Fave」の3つです。
うまく活用するとポイントを四重取りできるなど、現金払いよりお得になるので、気になる方はアプリをダウンロードしてみてください。
マレーシア移住における経済状況や物価目安について

マレーシア経済は1985年以降急速に発展し、原油価格の下落やウイルスの流行で落ち込んだものの、現在は持ち直し緩やかに上昇中です。
インフレ率は1〜2%と低く、実質経済成長率は8,7%(2022年)でアジア全体で上位にランクインしています。
今後も4〜5%/年ずつ上昇すると予測され、マレーシア国内の需要拡大が期待されています。
【参考:マレーシア基礎データ(外務省)】
物価は日本食やアルコール類が高いものの、それ以外は日本の1/3〜1/2程度なので、日本よりも生活水準が高い暮らしを低コストで送れます。
【マレーシアの物価目安】
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- 家賃(単身者コンドミニアムの場合)
RM1,500〜2,500(約4〜7.5万円)
- 家賃(単身者コンドミニアムの場合)
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- 光熱費(水道・電気・ガス込み)
RM100〜250(約3,000〜7,500円)
- 光熱費(水道・電気・ガス込み)
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- 通信費(スマホ・Wi-Fi込み)
RM100〜160(約3,000〜4,800円)
- 通信費(スマホ・Wi-Fi込み)
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- ネイル代
ワンカラー:RM70〜100(約2,000〜3,000円)
- ネイル代
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- 医療費
保険加入なし(風邪の場合):RM70〜90(約2,000〜3,000円)
- 医療費
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- 歯科治療
上下表ワイヤー:RM5,000〜6,700(約15〜20万円)
オフィスホワイトニング:RM1,500〜2,000(4,5〜6万円)
- 歯科治療
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- ゴルフ代
1日:RM200〜300(約6,000〜9,000円)
- ゴルフ代
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- 映画
RM10〜20(約300〜600円)
- 映画
高額になりやすい歯科治療、シミ取りレーザー、医療脱毛など医療・美容系サービスは日本よりも割安で行えます。
ただし美容系以外の病院は、診察代や治療費が全額自己負担なので、手術や入院を行うと日本よりも高額になるので注意しましょう。
もしもの時に備えて、マレーシア移住前に医療保険に加入しておくと安心です。
医療費については別記事で詳しく解説しているので、併せて参考にしてみてください。
まとめ|マレーシアの通貨リンギットを賢く使おう
マレーシアは日本よりも経済成長率が高く、これに伴い移住者も増えていくと予想されています。
2021年よりコロナウイルスの収束と原油・資源価格が戻り始めたことで、リンギットは30RM台まで回復しました。
これからさらにマレーシア経済が安定すれば、マレーシアの通貨は為替市場での存在感が強くなっていくでしょう。
マレーシア移住を機に投資を考えている方は、円高リンギ安の今が良いタイミングと言えるかもしれません。
サムライプラスでは実際に現地在住の専門家が、マレーシアへの移住に関するご相談に対応しております。
起業などの相談も受け付けておりますので、お気軽にお問い合わせください。
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