【人気急上昇中】マレーシアへ老後移住するメリット・デメリット

マレーシアは近年、高齢者の人気の移住先として注目を集めている国です。
温暖な気候、低コストな生活費、自然災害リスクの低さなど、老後を過ごすのに魅力的な特徴が多数あります。
一方で、健康保険制度の不備や自動車依存度の高さなどのデメリットもあり、移住を検討する際には注意が必要です。
本記事では、マレーシアへの老後移住のメリットとデメリットを詳しく解説するとともに、移住に向けた事前準備についても解説します。
マレーシアへの移住を検討している方は、ぜひ最後までお読みください。
Contents
マレーシアに老後移住するメリット

近年、マレーシアが高齢者の人気の移住先として注目を浴びています。
その理由としては、いくつかの特徴が挙げられます。
まず、生活コストが抑えられることが大きな魅力です。
温暖な気候も、体への負担が軽いという点で、高齢者にとって好ましい環境といえるでしょう。
さらに、災害のリスクも低くこの点も、高齢者の関心を集めている要因の一つと考えられます。
生活コストを抑えられる
老後にマレーシアへ移住すると、生活費を抑えられるというメリットがあります。
日本と比べて、基本的にマレーシアの物価は低めです。
そのため、生活費を3分の1まで削減できる可能性があります。
しかし、マレーシアで日本製品を購入する際は注意が必要です。
日本に比べ価格が高くなる傾向にあるからです。
ただし、マレーシア在住の現地住民と同じような生活様式を送れば、生活費を効果的に抑えられるでしょう。
気候が安定している
マレーシアは温暖な気候が年中続くことが、老後の移住先として魅力的な点の1つといえます。
歳を重ねるにつれて日本の四季の変化に対応するのが難しくなり、安定した気温環境がもたらす快適さが重要になってきます。
クアラルンプールの年間平均気温は22度前後から33度前後と、ほとんど変化がありません。
このような年中温暖な気候は、寒暖の差に苦しむことなく過ごせる環境を提供してくれます。
寒さ対策を気にすることなく、のんびりとした生活を送れるのは魅力的だと言えるでしょう。
災害リスクが低い
マレーシアは災害リスクが低く暮らしやすいところも、老後にマレーシアに移住するメリットです。
とくに日本は地震や自然災害が多く災害大国の1つだといえます。
地震発生件数では世界4位と非常に高い水準にあります。
さらに、津波、噴火、台風など、さまざまな自然災害が毎年のように日本に襲来しています。
老後を見据えた場合、日本での生活にはリスクが伴うことが考えられます。
一方でマレーシアは自然災害の発生リスクが低い国として知られています。
とくに首都のクアラルンプール周辺は、台風や地震、津波などの自然災害に見舞われることがほとんどありません。
世界でも天災リスクが最も低い場所の一つだと評価されているため、老後を安心して過ごすことができるでしょう。
英語が通じる
マレーシアは英語が広く使用される環境で、移住を検討している人にとってメリットです。
マレーシアの公用語はマレー語ですが、英語が準公用語として幅広く用いられています。
そのため、「海外に移住したいが英語しか話せない」「現地語の学習時間がない」といった方でも、マレーシアへの移住は比較的スムーズに行えるでしょう。
交通インフラが整備されている
マレーシアには整った交通インフラが整備されています。
特に首都クアラルンプールでは、バス、電車、地下鉄などの公共交通網が発達しています。
タクシーは日本に比べて安価に利用できるため、首都圏での日々の移動に困ることはありません。
マレーシアに老後に移住するデメリット

ここまで、老後にマレーシア移住のメリットを解説してきましたが、移住する前に知っておいて欲しいデメリットももちろん存在します。
メリットとデメリットの両方をしっかりと理解したうえで老後に移住するかを検討しましょう。
健康保険制度がない
マレーシアは国民健康保険制度がないため、医療を受ける際には民間の医療保険に加入するか、自己負担で対応する必要があります。
一方、日本から海外に移住した場合、日本の健康保険も失われます。
一時帰国時に日本の病院を利用する際には、国民健康保険は適用されないことに注意が必要です。
物価上昇リスク
マレーシアへの移住を検討する際には、今後の物価動向に注意を払う必要があります。
マレーシアをはじめ東南アジアは一般的に日本に比べて物価水準が低い地域とされていますが、近年の経済成長に伴い、物価上昇のリスクも否定できません。
マレーシアで生活費を抑えることを目的に移住を決めた場合、予期せぬ物価高騰によって、期待していた生活水準を維持するのが難しくなる可能性があります。
このようなリスクを事前に認識し、対策を検討しておくことが必要です。
居住地域の選定や生活様式の工夫など、さまざまな対策を講じることで、物価変動の影響を最小限に抑えることができるでしょう。
車がないと生活しづらい
マレーシア国内では、都市部と地方部で公共交通機関の整備状況に差があります。
都市圏では鉄道やバスなどの公共交通サービスが充実していますが、地方部にはそうした便利な公共交通機関が未だ十分に整備されていないところもあるためです。
マレーシアは自動車依存度の高い社会であり、車を持たない人は日々の生活に不便を感じる可能性があります。
特に地方部においては、車がないと日用品の買い物など、日常的な移動に支障を来たす地域も少なくありません。
マレーシアに老後移住するための事前準備

マレーシアへの移住を検討する際は、綿密な事前準備が不可欠です。
ここでは、移住に向けて事前に確認しておくべき事項をご紹介します。
老後の生活を見据えたマレーシア移住を検討する方は、以下の点に留意しましょう。
- ビザの取得
- 年金受け取りの手続き
- 健康診断を受ける
ビザの取得
マレーシアに一定期間滞在し、実際の生活環境を体験した上で、移住の決心が固まれば、次はビザの取得が必要となります。
ビザとは、移住先の国が入国者の身元や目的を確認するための許可書のことです。渡航者の安全性を担保するための重要な手続きと言えるでしょう。
マレーシアは、短期滞在の場合ビザなしでも最長90日まで滞在できます。
しかし、本格的な移住を目指すには、いわゆる「MM2H」と呼ばれる長期居住ビザの取得が求められます。
MM2Hビザは有効期限が10年と長く、その期間中は自由にマレーシアと日本を行き来できるメリットがあります。
このビザの申請には、一定の経済力を証明する必要があり、マレーシア政府が定める基準を満たす必要があります。
経済的な基準を満たせない場合は、MM2Hビザの取得は難しいです。
つまり、マレーシアへの永住移住には、一定の資産や安定収入が必要不可欠といえます。
年金受け取りの手続き
マレーシアに移住を決めたら、年金の継続受給のための手続きを忘れずに行いましょう。
手続きを怠ると、海外居住後に年金を受け取れず、資金面での心配が生じる可能性があります。
マレーシア在住中も年金生活を維持したい場合は、居住地の役所に海外転出届を提出し、年金の任意加入を申請しておくことをおすすめします。
この際、現地の日本大使館や領事館に「在留届」を提出することも忘れずに行ってください。
健康診断を受ける
健康管理は移住準備において重要です。
移住前に健康診断を受けることをおすすめします。
マレーシアでの医療費は日本に比べて高額になる可能性が高いため、健康状態を事前に把握し、必要な治療を移住前に済ませておくことで、移住後の医療費を抑えることができるでしょう。
まとめ
マレーシアへの老後移住は、低い生活コスト、温暖で安定した気候、自然災害リスクの低さ、英語が広く使用されている環境など、多くのメリットがある魅力的な選択肢です。
一方で、健康保険制度の不備、物価上昇リスク、自動車依存度の高さなどのデメリットも存在します。
老後移住を検討する際は、ビザの取得、年金受給手続き、健康管理など、事前の準備が不可欠です。
メリットとデメリットを十分に理解し、自身の状況に合わせて慎重に検討することが重要です。
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