マレーシアの賃貸選びのポイントは?家賃相場や契約時の注意点も解説

マレーシアでは日本の高級物件のような賃貸に、約1/2〜2/3の額で入居可能です。
「住宅タイプ」「エリア」「設備」によって賃料に差は出ますが、不動産エージェントやオーナー次第で交渉できます。
語学に不安がある方でもエージェント選びや、本記事で紹介している注意点を抑えれば、希望条件通りの賃貸物件に出会えるので、ぜひ参考にしてみてください。
マレーシアの賃貸物件は主に3タイプ

マレーシアには、大きく分けて以下3タイプの賃貸物件があります。
- マンションタイプの「コンドミニアム」
- 長屋タイプの「テラスハウス」
- 戸建てタイプの「バンガロー」
この3つの賃貸物件は、日本でいう「マンション」「アパート」「戸建て」に近いです。
早速、それぞれの家賃相場や特徴について解説します。
1.マンションタイプの「コンドミニアム」
【マレーシアのコンドミニアム家賃相場(1RM:30円換算)】
- 単身者向け(1DK):1,300〜2,500RM(39,000〜75,000円)
- 家族向け(2〜3LDK):2,500RM〜4,500RM(75,000〜135,000円)
コンドミニアムは、マレーシアの主要都市によくある高層階建て賃貸です。
家具・家電付き賃貸がほとんどで、プール、ジム、駐車場、BBQスペースなどの設備が充実しており、住人は無料で利用できます。
物件にもよりますが清掃サービスがついているコンドミニアムもあります。
警備員が常駐しているので、セキュリティーも安心です。
2.長屋タイプの「テラスハウス」
テラスハウスは、日本のアパートのように隣同士の家が連なった、1〜2階建て賃貸です。
家族向け(3〜4LDK)で4,500〜10,000RM(13,5000〜300,000円)ぐらいが相場となります。
「家具・家電無し」「一部家具・家電付き」の賃貸がほとんどなので、すぐの入居には向いていません。
「セキュリティー有り」の賃貸の場合、ゲート付きで警備員が常駐しています。
また、入居者のほとんどが外国からの移住者、マレーシア人(富裕層)となります。
「セキュリティー無し」の賃貸の場合、比較的治安が良いエリアでも、個人での防犯対策が必要です。
また、入居者のほとんどが地元のマレーシア人(中・上流階級)となります。
3.戸建てタイプの「バンガロー」
マレーシアのバンガローは日本の一戸建てに該当します。
家族向け(5LDK〜)で8,000〜20,000RM(240,000〜600,000円)ぐらいが相場です。
庭・プール付きの物件が多く、エリアや築年数によって家賃に開きがあります。
治安が良いエリアではあるものの、道路に面しているので、個人でのセキュリティー対策が必要です。
大型犬と暮らしたい方や、人数の多い家族での移住を考えている方におすすめです。
マレーシアの賃貸探しは3パターン

マレーシアでの賃貸探しをする場合、以下3つの方法がおすすめです。
- 現地の不動産エージェント
- 日系不動産エージェント
- 賃貸大手オンラインサイト
英語スキルや、マレーシアの文化や生活習慣への理解度に合わせて、おすすめの探し方が異なるので、参考にしてみてください。
1.現地の不動産エージェント
マレーシアの現地エージェントとのやりとりを、全て英語で行うので、語学に自信がある方におすすめです。
仲介手数料は、オーナーが現地不動産エージェントに支払う制度のため、初期コストが抑えられます。
また、エージェントによって詳しいエリアや物件が違います。
希望するエリアに強いマレーシアのエージェントを選ぶと、素敵なお部屋に巡り合えることが多いです。
日本と賃貸契約の常識が違う箇所もあるので、契約手続きは念入りに確認しながら進めましょう。
2.日系不動産エージェント
マレーシア移住への不安がある方、語学に自信がない方におすすめです。
仲介手数料がかかりますが、日本語でのやりとりなので、マレーシア移住に関する疑問を解消でき、細かい希望も伝えられます。
さらに、送迎付きサービスがついていることが多く、接客レベルも高いです。
相談から契約後のアフターサービスも充実しているので、マレーシアの賃貸契約に不安がある方は、日系エージェントがおすすめです。
3.賃貸大手オンラインサイト
ある程度の語学スキルがある方、時間をかけて探したい方におすすめです。
日本の賃貸物件を、まとめサイトで探すときと同じ感覚で利用できます。
物件を探す際はエリアや最寄り駅を入力し、気になる賃貸物件があれば、サイトを通してマレーシアの現地エージェントに連絡をします。
ただし、エージェントによっては「返信が返ってこない」「途中で連絡が途絶える」などの場合があるので、日本と同じような接客クオリティーを求める方には向いていません。
また、賃料や間取りが掲載情報と全く違う場合があるので、注意が必要です。
そこで次の章では、マレーシアで賃貸契約する際の注意点について解説します。
マレーシアで賃貸を契約する時の注意点

マレーシアでの賃貸探しは、以下4つのポイントに留意しておくと安心です。
- サイトでの賃貸探しはおとり物件に注意
- 賃貸オーナーについて聞いておく
- 近くにモスクがないか確認する
- エージェント選びは慎重に
1.サイトでの賃貸探しはおとり物件に注意
マレーシアのまとめサイトで賃貸物件を探す場合、記載されている「間取り写真」や「賃料」が異なる場合があります。
サイトによってはヒットした賃貸の5割程度が、そもそも取引のない物件や、契約済みの物件なんてこともあるようです。
マレーシアの賃貸物件の、全体的な雰囲気や設備を大まかに把握するにはいいかもしれません。
掲載情報はあくまでも参考程度にとどめ、必ず内見をして、契約内容を慎重に確認しながら手続きを進めましょう。
2.賃貸オーナーについて聞いておく
マレーシアの賃貸物件は、コンドミニアムのようなマンションでも個人オーナーがほとんどです。
物件の家具・家電、設備、メンテナンス状況はオーナーによって異なります。
内見の際に、「家具・家電に不具合はないか」「修理や交換に応じてくれるか」など細かい箇所を確認しておきましょう。
良くも悪くもオーナー次第なので、不動産エージェントに「オーナーはどんな人なのか?」尋ねておくと安心です。
3.近くにモスクがないか確認する
マレーシアはイスラム教徒が全体の64%を占めているため、モスク(イスラム寺院)が多数点在しています。
イスラム教では1日5回のサラート(礼拝)があり、礼拝時間になるとアザーン(礼拝の集合呼びかけ)が大音量で流れます。
アザーンの時刻は月の満ち欠けによって異なりますが、「夜明け前・正午・午後・日没後・就寝前」の5回です。
賃貸物件の近くにモスクやスピーカーがあると家の中まで響き渡ります。
小さいお子さんがいる家庭は、お昼寝の時間を満足に取れない可能性があるので大変かもしれません。
ただ、中には「生活習慣が強制的に整うので健康的」といった意見もあるようです。
4.エージェント選びは慎重に
マレーシアで賃貸を探す際、一番大切なのはエージェント選びです。
エージェント次第で、希望に見合った物件に出会えるかどうかや、入居後のトラブル対応に差が出ます。
マレーシアの現地不動産エージェントと物件探しをする際は、「すでにマレーシアへ移住している日本人に紹介してもらう」「サイトの口コミを参考にする」などして、慎重に進めていきましょう。
不安な方は、日系不動産エージェントと賃貸物件を探すのが一番おすすめです。
まとめ|自分に合ったマレーシアの貸物件を探そう
マレーシアでは日本の高級物件のような賃貸に、約半分のコストで住むことができます。
「コンドミニアム」は共用施設が充実しており、都市部に住む方におすすめです。
「テラスハウス」は近所のコミュニティーを楽しめ、「バンガロー」は広々とした空間やプライバシーを求める方におすすめです。
また、マレーシアで賃貸物件を選ぶ際は、エージェント選びも重要です。
移住後の暮らしの快適さを左右するので、不安な方は日系不動産エージェントと賃貸物件を選ぶようにしましょう。
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