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マレーシアのビザは7種類!各条件や申請方法を徹底解説

マレーシアビザ

マレーシアへ滞在する際はビザの取得が必要です。

マレーシアには就労ビザ、MM2Hビザなど様々なビザがあります。

滞在目的によってビザの種類が異なり、取得条件が度々変更されることもあるため注意が必要です。

本記事で紹介している、各ビザの特徴を参考にしてみてください。

マレーシアのビザは全部で7種類

マレーシアビザ

マレーシアに行く際のビザの種類は、滞在目的によって細かく分類されます。

日本人の場合は、条件さえ満たせばビザなしでマレーシアに滞在可能です。

そこで本章では、マレーシアの特徴的なビザについて解説します。

・90日間はビザなしで滞在できる

・マレーシアのビザは7種類

すでに申請を考えているビザがある方は、ぜひ参考にしてみてください。

90日間はビザなしで滞在ができる

日本のパスポートは信用が高く、190以上の国にビザなしで滞在できます。

マレーシアもまた、ビザなしで90日間のロングステイが可能です。

一般的には「観光ビザ(短期ソーシャルビジットパス)」といわれています。

パスポートは有効期間が6ヶ月以上ないと入国できないので、注意しましょう。

なお、「90日を超える滞在」「就労目的」「宗教勧誘目的」の場合は、次の項目で紹介するビザの取得が必要です。

マレーシアのビザは7種類

マレーシアには大きく分けて7種類のビザがあります。

  • 就労ビザ
  • 学生ビザ+保護者ビザ
  • MM2H / S-MM2Hビザ
  • デジタルノマドビザ
  • PVIPビザ
  • 配偶者ビザ
  • 永住権

マレーシア滞在の目的や形態によって、申請できるビザの種類が異なります。

そこからさらに細分化され、「条件」「提出書類」等は人によって細かく異なるので注意が必要です。

そこで、次の章から7種類のビザを、ひとつずつ詳しく解説していきます。

マレーシアのビザの種類|①就労ビザ

マレーシアビザ

ここではマレーシアの「就労ビザ」について、以下の2項目を解説します。

  1. 就労ビザの対象者
  2. 就労ビザの特徴

就労ビザは大きく2種類に分けられており、種類によってはさらにカテゴリー分けされています。

就労ビザの取得を考えている方は、参考にしてみてください。

1.就労ビザの対象者

就労ビザの対象者となる条件は以下の2つです。

  • マレーシアで就労する人
  • マレーシアの雇用主(マレーシアで法人化された子会社、マレーシアで登記された外国企業の支店、駐在員、専門職の外国人)に発給される

何かしらの就労に関わることが条件になっています。

2.就労ビザの特徴

就労ビザは、細かく分けると「雇用パス」「臨時雇用パス」「専門職パス」の3種類があります。

この中では「雇用パス」の取得が最も多く、現地採用か駐在のどちらかで適用されます。

さらに雇用パスは、3つにカテゴリー分けされています。

【就労ビザ:雇用パスの場合】

カテゴリー 最低月額給与 雇用期間 家族体動の可否 メイド雇用の可否 更新
カテゴリーⅠ 10,000RM(リンギット)以上 5年まで 更新時に考慮される
カテゴリーⅡ 5,000〜9,999RM(リンギット)以上 2年まで 更新時に考慮される
カテゴリーⅢ 3,000〜4,999RM(リンギット)以上 1年以下 不可 不可 更新は最高2回まで

【関連:日本貿易振興機構

3つのカテゴリーは月額給与によって分類され、日本人の場合は「カテゴリーⅡ」以上に該当します。

そのため、最低5,000〜9,999RM(15万〜30万円)は保証されることになります。(1RM=30円換算)

なお、実際のところ、最低月額給与は約8,000〜9,000RM(24万〜27万円)であることが多いようです。

また、マレーシアは所得税がかからないので、日本よりは手取り収入が多くなります。

マレーシアのビザの種類|②学生ビザ+保護者(ガーディアン)ビザ

マレーシアビザ

ここではマレーシアの「学生ビザ+保護者(ガーディアン)ビザ」について、以下の2項目を解説します。

1.学生ビザ+保護者(ガーディアン)ビザの対象者

2.学生ビザ+保護者(ガーディアン)ビザの特徴

1.学生ビザ+保護者(ガーディアン)ビザの対象者

学生ビザの対象者は以下の2つです。

  • 学生ビザ:マレーシアのインターナショナルスクール等に通う子ども
  • 保護者(ガーディアン)ビザ:子どもの入学が許可されたのち、保護者のどちらか1人に発給される

2.学生ビザ+保護者(ガーディアン)ビザの特徴

いちばんの特徴は、学生ビザを取得した子どもが複数名いる場合でも、保護者(ガーディアン)ビザの発給対象者は1名のみという点です。

その他条件は以下です。

【学生ビザ+保護者(ガーディアン)ビザの条件】

  • 有効期間は1年(毎年更新する必要がある)
  • 学生ビザの認可校のみ申請可(小中一貫校ではない保育園等は対象外)
  • 保護者(ガーディアン)ビザでの就労は不可(週20時間以内のアルバイトは可)
  • 18〜35歳まで申請可(年齢条件は学校やコースにより異なる)

マレーシアは日本と比べて物価が低い分、入学金や授業料なども割安です。

そのため、最近では母子留学(親子留学)先として人気で、「教育移住」という名目でマレーシアに移住する方も多いです。

マレーシアのビザの種類|③MM2H / S-MM2Hビザ

マレーシアビザ

続いて、マレーシアの「MM2H / S-MM2Hビザ」について解説します。

2021年より大幅に変更され、改悪されたという声が多いです。

変更点を含めて詳しく解説するため、以下の3項目に分けています。

  1. MM2H / S-MM2Hビザの対象者
  2. MM2Hビザの特徴
  3. S-MM2Hビザの特徴

移住者にいちばん人気があるビザの種類でしたが、変更に伴い、マレーシア移住を断念した方も多いようです。

イメージした移住生活ができるかどうか、変更点を参考にしてみてください。

1.MM2H / S-MM2Hビザの対象者

MM2H / S-MM2Hビザの対象者は以下の通りです。

  • マレーシアで長期滞在を希望する外国人
  • ボルネオ島のサラワク州へ移住する外国人(※S-MM2Hの場合)

就労を目的としないことが条件です。

マレーシア国外からの収入が一定条件ある方に限られます。

2.MM2Hビザの特徴

家族の帯同が許可されているビザです。

滞在期間は条件を満たせば5年で更新できるので、実質的に永住できます。

【MM2H変更条件(1RM=30円)※2023年12月時点】

申請項目 旧条件 新条件
①年齢 申請時点で20歳以上 申請時点で35歳以上
②マレーシア国外からの収入額 月10,000RM(30万円以上) 月40,000RM(120万円以上)
③資産額 申請者50歳以上:350,000RM(1,050万円以上)49歳以下:500,000RM(1,500万円以上) 年齢に関係なく1,500,000RM(4,500万円以上)
④マレーシアの銀行への定期預金額 申請者50歳以上:150,000RM(450万円以上)49歳以下:300,000RM(900万円以上) 年齢に関係なく1,000,000RM(3,000万円以上)帯同家族1名につき別途50,000RM(150万円必要)〈注1〉
⑤滞在義務 無し 35〜49歳:1年間に90日以上の滞在が必要。50歳以上:従来通り滞在義務は無し
⑥ビザの有効期間 初回発行時から10年間更新可 初回発行時から5年間更新可。※ただし新条件の項目を全て満たすこと
⑦ビザの年間登録料 90RM(2,700円)/年 500RM(1.5万円)/年
⑧ビザの発行手数料 500RM(1.5万円)/人 申請者本人:5,000RM(15万円)配偶者:2,500RM(8万円)
⑨ビザ更新時の条件 定期預金を継続していれば可 新条件をすべて満たしていること

〈注1〉④定期預金に関して|マレーシア国内の銀行口座開設とビザ取得後、1年経過するとマレーシア国内での「不動産の購入・車の購入・子供の教育費・高額医療費」への使用目的に限り、預金額の半分まで引き出し(解約)可能。

表を見ると大幅に変更されたことがわかります。

現在マレーシアでは「シンガポール化」を計っており、富裕層やマレーシアにとってメリットになる外国人を呼び込もうとしています。

加えて、増加する移住者数の割合を整理する狙いもあるようです。

3.S-MM2Hビザの特徴

ボルネオ島のサラワク州独自の長期滞在ビザです。

自然豊かでビーチや熱帯雨林が広がり、国立公園として保護されています。

現時点ではMM2Hに比べて条件が緩いため、人気が高まっています。

申請条件が年齢ごと(50歳以上、40〜49歳、30〜39歳)に一部異なるので、申請時は注意が必要です。

【S-MM2Hビザ:全年齢の共通条件(1RM=30円)※2023年12月時点】

申請条件 単身者 夫婦
①マレーシア国外からの収入額 月7,000RM(21万円) 10,000RM(30万円)※メインの方の収入のみ。夫婦合算は不可。
②サラワク州の銀行での定期預金額 月150,000RM(450万円) 月300,000RM(900万円)※夫婦合算可。〈注1〉
③サラワク州への滞在義務 30日以上 30日以上

〈注1〉②定期預金に関して|サラワク州の銀行口座開設とビザ取得後、2年経過するとサラワク州での「不動産の購入・車の購入・子供の教育費・高額医療費」への使用目的に限り、預金額の一部を引き出し(解約)可能。

※2022年9月より、月収証明と定期預金証明の両方の提出が義務付けられました。さらに年間の滞在日数は15日から30日に引き上げられました。

※子どもの帯同可。サラワク州に限らずマレーシア国内の学校で就学可。

【S-MM2Hビザ:50歳以上の場合※2023年12月時点】

前述した共通条件を満たせば申請可能です。

【S-MM2Hビザ:40〜49歳以上の場合※2023年12月時点】

共通条件を満たす他に、以下の3項目のうち1つを満たす必要があります。

①サラワク州内で不動産を購入する(クチン市内の物件:600,000RM(1,800万円)以上 / クチン市外の物件:500,000RM(1,500万円)以上)

②帯同する子どもがサラワク州で就学する/している(子どもの学生ビザと就学中の学校からもらった入学許可証のコピーの提出)

③申請者または帯同者が、サラワク州で長期療養が必要な場合

【S-MM2Hビザ:30〜39歳以上の場合※2023年12月時点】

共通条件を満たす他に、以下の2項目のうち1つを満たす必要があります。

①帯同する子どもがサラワク州で就学する/している(子どもの学生ビザと就学中の学校からもらった入学許可証のコピーの提出)

③申請者または帯同者が、サラワク州で長期療養が必要な場合

以上がS-MM2Hのビザの特徴です。

MM2H、S-MM2Hの2種類のビザは、今後も変更点があるかもしれません。

大幅な変更だったために様々な意見があがり、政府から「新条件の変更を再検討する」と発表がありました。

ただし、今後条件の緩和があるかは不明です。

2023年12月時点での情報なので、移住手続きを始める方は最新情報を随時チェックしましょう。

マレーシアのビザの種類|④デジタルノマドビザ

マレーシアビザ

ここではマレーシアの「デジタルノマドビザ」について、以下の2項目を解説します。

1.デジタルノマドビザの対象者

2.デジタルノマドビザの特徴

新型コロナウイルスの流行後、ノマドビザを用意する国が増えました。

マレーシアでは2022年10月よりスタートしています。

就労ビザに似ていますが、内容が少し違うので参考にしてみてください。

1.デジタルノマドビザの対象者

デジタルノマドビザの対象者は以下の通りです。

  • マレーシア国外のIT/デジタル関連企業に勤めている人

※IT・デジタル系全般の職種であれば、自営業、フリーランサー、契約社員もビザ申請が可能

2.デジタルノマドビザの特徴

IT・デジタル系の職種であれば、誰でも申請できるビザです。

就労ビザに比べて条件が緩いので、人気が高まりつつあります。

その他条件や特徴は以下の通りです。

【デジタルノマドビザの条件】

  • 滞在期間は3〜12ヶ月間
  • 最長2年間の滞在可
  • 申請者は18歳以上
  • 配偶者や子どもの帯同可
  • マレーシア国外からの月額収入が24,000USD(約310〜350万円)/ 年
  • 申請料:申請者本人は1,000RM(3万円)、帯同者は500RM(1.5万円)

マレーシアのビザの種類|⑤PVIPビザ

マレーシアビザ

続いて、マレーシアの「PVIPビザ」について、以下の2項目を解説します。

  1. PVIPビザの対象者
  2. PVIPビザの特徴

この種類のビザは2022年10月よりスタートしました。

MM2Hに似ていますが、滞在年数などに異なる点があります。

1.PVIPビザの対象者

PVIPビザの対象者の対象者は以下の通りです。

  • マレーシアと国交がある国の富裕層

2.PVIPビザの特徴

PVIPビザの取得者は、最長20年間の長期滞在ができます。(更新も可)

その他条件や要項は以下の通りです。

【PVIPビザの条件や特徴(1RM=30円)】

  • 年齢制限無し
  • マレーシア国外からの月額収入が40,000RM(120万円)以上
  • マレーシア国内の銀行への定期預金額が1,000,000RM(3,000万円)以上
  • 政府に支払うプログラム参加費:申請者本人は200,000RM(600万円)、帯同者1人につき100,00RM(300万円)
  • 無犯罪証明書の提出が必要

※定期預金はPVIPビザ取得後2年目以降に「不動産の購入・車の購入・子供の教育費・高額医療費」への使用目的に限り、預金額の半分を引き出し(解約)可能。

滞在義務がなく、更新可能期間が20年という長さです。

さらにマレーシアでの就労、事業活動、就学も可能なので自由度が高いです。

マレーシアのビザの種類|⑥配偶者ビザ

マレーシアビザ

続いて、マレーシアの「配偶者ビザ」について、以下の2項目を解説します。

  1. 配偶者ビザの対象者
  2. 配偶者ビザの特徴

前半で紹介した「①就労ビザ:雇用パス」も条件次第では申請可能です。

職種や職位に関しても制限がなく、雇用パスの種類の中でも条件が変わります。

1.配偶者ビザの対象者

配偶者ビザの対象者は以下の通りです。

  • マレーシア国籍を所有する人と結婚した方

2.配偶者ビザの特徴

配偶者として1年以上の長期滞在ビザを取得した場合、就労許可もおります。

ただし他の雇用パスのように「年齢」「最低限度の給与額」の基準は適用されないため、日本にいるよりも所得が低くなる場合があります。

配偶者ビザの取得後、5年経つと永住権の申請が可能です。

永住権の申請方法については次の章で解説します。

マレーシアのビザの種類|⑦永住権

マレーシアビザ

ここではマレーシアの「永住権」について、以下の2項目を解説します。

  1. 永住権の対象者
  2. 永住権の特徴

「マレーシア永住ビザ(エントリーパーミット)」とも言われ、条件を満たすと永住申請ができます。

1.永住権の対象者

永住権の取得については以下の通りです。

  • マレーシア国籍の人と結婚した方

2.永住権の特徴

マレーシア国籍の人と結婚した方で、以下2つの条件を満たす必要があります。

  • 移住後、付与された長期ソーシャルビジットパス(1年ごとに更新が必要)を継続して5年間保持する
  • マレーシアに居住する
  • 一定額以上の納税をする

なお、永住権を取得してもマレーシア国内での選挙権、被選挙権は付与されません。

まとめ|マレーシアのビザは目的や条件に合わせた種類を選ぼう

本記事では、マレーシアのビザの種類について、大きく分けて7つ紹介しました。

一般的なビザの種類を紹介しましたが、マレーシア政府は今後も条件を変更する可能性があります。

せっかく申請準備をしたのに、条件が変わる可能性があるので、あらかじめ大使館や移民局などの公式機関に問い合わせることが重要です。

マレーシアに渡航する際は、余裕をもって準備にとりかかりましょう。

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